研修・セミナー

藤田とし子氏講義「中心市街地を市民のサードプレイスに!~『課題解決』から『新たなエリア価値創造』へ」から

にぎわい創出はゴールではない

  • 人口が増加して産業が活性化して高度成長してきた戦後の20世紀と、少子高齢化と産業の空洞化による右肩下がりの21世紀では、時代背景が全く違う。商店街、中心市街地の活性化で「賑わいを作る、回遊性を作る」ということで様々な事業が取り組まれてきたが、ゴールを今一度考えなければならない。これからの時代は「にぎわい創出は大事だがゴールではない」。
  • かつてまちは消費の場であり「モノを買う場所」だった。しかし今はネット上にも物はあふれ、離島に住んでいても都会と同じ品ぞろえから瞬時にモノを買える。だから、商店街は感動、共感できる場となって始めて価値がある。

新しい価値を作るために必要なこと

  • 空き店舗があるなら空き店舗をなくそう、というのは「空いた穴を埋めよう」という発想。人口が減り高齢化してマーケットが縮小する中で高度成長時代と同じように空いた穴を埋めることは出来ない。道路に開いた穴を埋めている間にお客さんが別のところに行ってしまい、そのエリアに興味も関心も持たなくなることが発生している。解決しなくてはいけない課題はやるにせよ、「まったく新しいところに新しい価値を作っていく」ことが大事。
  • 新しい価値を作るために必要なのはシェアする、共感すること。心と心が感じ合う共感、コミュニケーションを核に置いたプロモーションが今求められている。「これはいいな」と思って試した感想を共有・拡散すると、これがまたみんなにシェアされ、共感されていく。口コミマーケティングではこのスパイラルが大切。人をたくさん集めるより、いかに共感がたくさん生まれるかを考えながらやることが大切。
  • もう一つ大切なのは「そのまちらしさ」。全国チェーンのお店は、どこの都市でも作りがほとんど同じ。そんな中で人が求めるのは「ここにしかないもの」「あなたらしさ」「このまちらしさ」。

中心市街地を市民の「サードプレイス」に

  • 「サードプレイス」は、アメリカの社会学者Ray Oldenburgが提唱した考え方。人間には3つの場所がある。一つ目は生まれた場所や住んでいる場所。2番目は会社・学校など日中活躍する場所。より豊かな人生を送るためには居心地の良い第三の場所=サードプレイスが必要。
  • 振り返ってみれば中心市街地、まちの顔になる場所はみんなのサードプレイスだった。まちづくりは難しく考える必要はない。みんなが心地よくいられる場所を作ることが大切。
  • 「みんなが主役になれる場所づくり=プレイスメイキング」の発想をもってまちづくりをしたときに、単に課題解決だけではなく「もっと楽しい」「もっと自由に」「ワクワクする」と言う気持ちが集まって、とびきり居心地の良い場所が創れる。


ログイン

新規会員登録はこちら

メールマガジン配信内容募集中

マチイベ!(街のイベント)募集

-中心市街地活性化-まちづくり-サイト内検索

-中心市街地活性化-まちづくり-もっと詳しく検索する

好きなまちで挑戦し続ける

街元気パンフレット

街元気サイトツイッター

街元気facebook

  • -中心市街地活性化-まちづくり-経済産業省
  • -中心市街地活性化-まちづくり-中小企業基盤整備機構
  • -中心市街地活性化-まちづくり-全国商店街支援センター
  • -中心市街地活性化-まちづくり-中心市街地活性化協議会 支援センター
  • -中心市街地活性化-まちづくり-J-Net21 中小企業ビジネス支援サイト