研修・セミナー

兵庫県神戸市(新長田)/明石市(2012)

兵庫県神戸市(新長田)/明石市 現地研修概要

地域の多様な人々を巻き込み「商店街の枠を超えた事業起こし」を進める~人のつながりに着目した中心市街地の活性化〜

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地域の多様な人々を巻き込み「商店街の枠を超えた事業起こし」を進める
~人のつながりに着目した中心市街地の活性化〜

新長田商店街・六間道地蔵尊
新長田商店街・六間道地蔵尊

魚の棚(うおんたな)商店街
魚の棚(うおんたな)商店街

1995年に発生した阪神淡路大震災からの復興において、神戸市の新長田駅の南側では都市再開発が進むとともに、2000年には、地元商業者を中心に、誰もが自由に発言ができる異業種ネットワーク「アスタきらめき会」が発足し、商店街の枠を超えた共同販促やイベントが開催されるようになりました。2001年には、まちづくりの事業会社である「株式会社神戸ながたティ・エム・オー」が設立され、「アスタきらめき会」での様々なアイディアを含め、地元関係者の動員、企業タイアップ等により、常時10~20の事業を実現してきました。

一方、神戸市のお隣の明石市にある魚の棚(うおんたな)商店街は、明石の台所、淡路島に渡る海の玄関口として発展してきましたが、1998年の明石海峡大橋開通により通行量(来街者)は激減し、郊外型大型商業施設の立地などにより商店街も急速に衰退しました。このような状況にある商店街の活性化に向けて、2004年に魚の棚東商店街振興組合の執行体制を一気に若返らせました。これを機に、既存の枠を超えた商店街の横のつながりが生まれ、共同販促、各種イベントが活発に行われるようになり、賑わいが徐々に戻りつつあります。

今回の研修では、新長田における地元関係者の動員、企業タイアップ等による事業起こしや、明石における環境変化(明石海峡大橋開通)に対応した若手のネットワークによる事業起こしなど、地域の多様な人々を巻き込むなかで、「商店街の枠を超えた事業起こし」を進めてきた事例をとりあげ、それぞれの地区で中心的な役割を果たされてきた東朋治さん、安原宏樹さんからその進め方について学びます。

このように、「商店街の枠を超えた事業起こし」に向けた新長田と明石の取り組みを通じて、人のつながりに着目した中心市街地の活性化(事業起こし)について学びたい方々のご参加をお待ちしております。

講師のご紹介

東 朋治 東 朋治

有限会社協働研究所 取締役
昭和49年生まれ。大学卒業後、鉄鋼会社勤務を経て「新長田まちづくり(株)」に入社し、地域活性化等を担当。「(株)神戸ながたTMO」総括マネージャー、「神戸・新長田中心市街地活性化協議会事務局長」を兼務。平成22年6月、(有)協働研究所に転籍。中心市街地および商店街活性化、まちづくり等を担当。(株)全国商店街支援センター「東日本大震災商業復興支援統括マネージャー」として岩手県宮古市の中心市街地商店街復興に従事。
安原 宏樹 安原 宏樹

魚の棚東商店街振興組合 理事長
昭和47年兵庫県明石市生まれ。全国的に有名な「魚の棚(うおんたな)商店街」の理事長(魚の棚東商店街)を弱冠30歳より現在に至るまで、長年にわたり務めるほか、中心市街地の活性化に関する各種組織・団体で委員を歴任。若手商業者にとってのリーダー的な存在でもある。「楽しみながら」をモットーに中心市街地全体の活性化を広い視点から考え、さまざまな取組を実践している。明石焼のお店「あかし多幸」を経営。

『研修メニュー』について

1.震災からの「商店街の枠を超えた事業起こし」を考える

新長田のシンボル・鉄人28号
新長田のシンボル・鉄人28号

東朋治さんは、新長田まちづくり株式会社に入り地域活性化等を担当、さらに株式会社神戸ながたティ・エム・オーの総括マネージャーとなり、メーカーと連携した電動車いすの無料貸し出し、企業タイアップによる「ぼっかけ」関連商品の開発、「鉄板こなもんMAP」の作成、モニュメント(鉄人28号)の整備など、新長田の「事業起こし」に深く関わってこられました。今回の研修では、新長田とともに、その後関わりのある宮古市など東日本大震災による被災地域を対象としても取り組んでいる「事業起こし」についてお話をお伺いします。

2.事業起こしのマネジメント手法を学ぶ

宮古市でのイベント
宮古市でのイベント

東さんは、新長田等における「事業起こし」の最前線で、タウンマネージャー、アドバイザー等の役割分担の明確化、リーダー(地元の事業発案・推進者)の参画促進、末端の部会への権限移譲、毎回の会議ごとの結論出しなどのルールを設けて、多様な方々の事業への巻き込みを進めてきました。また、集まった人が意見を出しやすい環境をつくり、参加者から出た意見をとりまとめ、合意形成をするなどして、数々の事業を実現してきました。新長田をはじめとしたこれらの取り組みを通して確立された事業起こしのマネジメント手法についてもお話をお伺いします。

3.新世代による「商店街の枠を超えた事業起こし」を知る

明石まちなかバルの様子
明石まちなかバルの様子
(11月9日、10日にも開催予定)

安原宏樹さんは30歳のときに魚の棚東商店街振興組合の理事長になり、それから今に至る10年の間に、トリックアートなど新しい仕掛けや、まちなかバルなどの各種イベントについてリーダーの立場で参画されてきました。新しい仕掛けや取り組みの戦略を描くため、リーダーシップを発揮するとともに、スタッフとして各種組織の運営事務もこなされています。今回の研修では、若手のネットワークを活かした魚の棚商店街の取り組みとして、幅広い年代を巻き込む商店街振興組合の活動、複数商店街での連携、明石まちなかバル等の種々のイベントの開催、B級グルメなどに見られる観光と商業の関わりなどについてお話を伺います。

講師からのコメント

東 朋治   兵庫県 神戸市

阪神・淡路大震災から17年。復興事業が完了した神戸・新長田地区では商業者が主体となって様々な事業を展開してきました。地震に限らず、日本中で災害が発生する中、地域コミュニティの核となる商店街の役割が見直されています。東日本大震災被災商業地の現状と展望もお話させていただきます。

安原 宏樹  兵庫県 明石市

商店街活性化にこれから先も約束されるような必勝法なんてありません。とにかくいろんなアイデアを実現し、打ち続け、やり続け、進み続けることが大切。それには楽しさがなきゃ続きません。個々の主体性がなきゃ始まりません。自分の商店街はもちろん周りの商店街も巻き込み、面として盛り上がること、そこからいろんなジャンルのカリスマが育つこと、それが地域価値創造につながります。

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登録日 2012年10月09日(火曜)00:00

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