研修・セミナー

香川県高松市(2012)

香川県高松市 現地研修概要

まちなかライフスタイルの提案と実践~生活者目線で必要な機能を商店街に入れ、「住みたくなるまち」を実現する〜

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まちなかライフスタイルの提案と実践
~生活者目線で必要な機能を商店街に入れ、「住みたくなるまち」を実現する〜

高松丸亀町商店街の再開発エリア(A街区~G街区)
高松丸亀町商店街の再開発エリア
(A街区~G街区)
小規模連鎖型再開発事業で完成したB・C街区の様子
小規模連鎖型再開発事業で完成した
B・C街区の様子

香川県高松市にある丸亀町商店街では、地権者が中心となって100年後のビジョンを描き、A街区(壱番街)からG街区までの7つの街区で、1990年代より民間主導型の再開発事業を進めてきました。

2006年、A街区でブランドショップが並ぶセレクトショップゾーンと、市民ホールなどが入居したパブリックスペースが誕生したのを皮切りに、2007年にはドーム・広場が完成、B街区・C街区では小規模連鎖型再開発事業が推進され、2009年に完成した大小5棟の共同ビルには、食・医療など、商店街にこれまでなかった新たな機能が加わりました。さらに、2012年4月、再開発エリアの南端であるG街区において、マンション、ホテル、オフィス、商業施設などで構成される複合商業施設「丸亀町グリーン」がオープンし、新たな賑わいを見せています。

「100年続く、まちの新しい仕組みをつくりたい」と高松丸亀町商店街振興組合の理事長である古川康造さんは言います。快適な住環境をつくり、充実した医療、安全な食材を買える市場など、生活者目線で必要な機能を商店街に取り入れて、まちなか(高松丸亀町)の魅力的なライフスタイルを提案してきました。それにより、まちなか居住者は増加しています。

今回の研修では、高松丸亀町商店街振興組合理事長の古川康造さんを講師に迎え、再開発事業を進める中で丸亀町商店街が獲得してきた新たな機能や、提案するライフスタイル、今後の事業展開をご紹介いただきます。

また、まちなか医療の中核を担う「美術館北通り診療所」や、衣食住にまつわるライフスタイルの学び場としてカフェやギャラリーなどを併設した「まちのシューレ963(くるみ)」、商店街で商品開発や文化発信を手がける「ソットプロドット」の取り組みについて、運営に携わる皆さんからお話を伺います。

生活者目線で商店街に必要な機能を取り入れ、新たなまちなかのライフスタイルを提案しながら魅力的なエリアを実現してきた丸亀町商店街の取り組みについて学べる充実の2日間の研修です。この機会に是非ご参加ください。

講師のご紹介

古川 康造 古川 康造

高松丸亀町商店街振興組合理事長
昭和32年香川県高松市丸亀町生まれ。立命館大学経営学部卒後、高松青年会議所理事長などを経て、少子高齢化社会に対応した新しい形の地方自治組織の創設に向け、中心市街地再生に精力的に取り組む。平成19年5月には、都市計画に独創的な業績を挙げた個人、団体に贈られる日本都市計画学会最高位の学会賞である石川賞を受賞。高松丸亀町まちづくり株式会社専務取締役、高松丸亀町壱番街株式会社取締役等、公職多数。

『研修メニュー』について

1. まちなか居住と集客を促進する「まちなかライフスタイル」

丸亀町商店街では、1990年代からの民間主導型再開発を進める中で、居住者を取り戻すことを大命題としてまちなか居住の取り組みを進めてきました。例えば、再開発ビル上層階のマンション整備、新しい地域医療の再生、安全な食材を変える食の集積、高齢者の就業支援など、住・医療・食・文化等の様々な機能をエリアに取り込み、魅力的なライフスタイルを実現しています。まちなか居住人口は増加し、壱番街では、開発前と比較して、年商は3.3倍、通行量は1.5倍に増えるなど、着実に変化しています。

今回の研修では、高松丸亀町商店街におけるこれまでの取り組みと、今後の展開について高松丸亀町商店街振興組合の古川康造さんにご紹介いただきます。また、「100年続く街の新しい仕組み」を実現するための方策や、丸亀町商店街が提案してきたまちなかライフスタイルについてご紹介いただきます。

2. 「まちなかライフスタイル」を実現する具体的な取り組み(医療・暮らし・文化)

丸亀町商店街が提案するまちなかライフスタイルの取り組みは、医療、暮らし、文化など多岐にわたる分野に広がっています。今回は、2010年に高齢者も安心して生活ができるよう、C街区にできた地域医療拠点「美術館通り北診療所」から瀬尾憲正院長を講師に迎え、その取り組みを紹介していただきます。また、衣食住にまつわるライフスタイルの学び場としてカフェやギャラリーなどを併設し、現在は香川県外からも訪れる人が絶えない「まちのシューレ963」の取り組みや商店街で果たす役割について、運営を担当する水谷未起さんご紹介いただきます。

3. 起業家と連携し、丸亀発のブランド店づくりを目指す「丸亀町ファクトリー」

さらに、伝統技術を活かしながら消費者が求める商品をプロデュースしたり、地元のアーティスト等のクリエイティブな活動をマネジメントしたりする「ソットプロドット」について、プロジェクト代表の熊紀三夫さんにご紹介いただきます。また、丸亀町商店街では、オリジナル製の高い、高機能・高品質の商品をつくり、扱う店舗を集積させていくことを目的に、若手起業家が気軽に商店街に出店できる仕組みとして、「丸亀町ファクトリー」プロジェクトを手がけています。この「丸亀町ファクトリー」の狙いと取り組みについても、熊さんにご紹介いただきます。

まちなか医療拠点「美術館北通り診療所」
まちなか医療拠点
「美術館北通り診療所」
カフェやギャラリーなどを併設した「まちのシューレ」
カフェやギャラリーなどを併設した
「まちのシューレ」
C街区に構える丸亀町発ブランド「ハマノ製靴所」の店内
C街区に構える丸亀町発ブランド
「ハマノ製靴所」の店内

講師からのコメント

古川 康造   香川県 高松市

再開発事業と言うと、つい箱もの整備にうつりがちです。しかし、再開発事業は、私達の目指した新しいまちづくりを具現化するための一つの手段でしかありません。 本当に大切なことは、自分たちのまちの将来のビジョン、ひいては自分自身の将来の生活に対するビジョンをいかに構築し、それを具現化するかということです。現在、医療・食・文化・暮らしなどの分野で、丸亀町のまちなかライフスタイルができ、住みたくなるまちづくりを推し進めています。今回の講習では、ライフスタイルをどのように構築し、今後の展望をどう考えるかについてご紹介します。皆様のご来町を心よりお待ち申し上げております。

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関連リンク

高松丸亀町商店街振興組合

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登録日 2012年11月02日(金曜)00:00

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