研修・セミナー

宮崎県宮崎市(2012)

宮崎県宮崎市 現地研修概要

商工会議所がコーディネートするまちなかの賑わい~「DOまんなかモール」は多様な主体の身の丈の活動で今日も元気~

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商工会議所がコーディネートするまちなかの賑わい
~「DOまんなかモール」は多様な主体の身の丈の活動で今日も元気~

街市
毎月第4土曜日に開催されるイベント「街市」

宮崎市は、度重なる合併によって市域が拡大することで、人口は一貫して増加傾向にあるものの、丘陵地での宅地開発が進む中、中心部の人口は減少を始め、それに伴ってまちの賑わいは拡散していきました。

このような状況を踏まえ、平成17年には、宮崎市中心市街地の活性化を目的に、7商店街と5大型店(現在6商店街5大型店)が「あたかもひとつのショッピングモールのように」をコンセプトに「DOまんなかモール」を設立、商店街と大型店などの関係者が連携し、連日のようにイベントが行われています。

さらに、平成19年には、宮崎市中心市街地活性化基本計画が認定を受け、「橘通りを中心とした公園化」の理念のもと、人と環境にやさしい交通体系づくりを推進し、にぎわい・まちなか居住環境・就業機会を増進、宮崎らしいコンパクトシティの実現を図ってきました。その結果、歩行者通行量、夜間人口、昼間人口いずれもが増加傾向を示しています。

宮崎商工会議所の松山茂さんは、平成11年からTMO(まちづくり推進機関)事業を担当し、宮崎TMO事業構想の策定などに従事。以後、宮崎市の中心市街地の活性化にかかわってきました。宮崎市の中心市街地活性化は、商工会議所がコーディネーターとして中心的な役割を果たし、商店街や大型店、地域団体やNPO法人、市役所や金融機関などが連携・協働する中で、それぞれの役割を認識し、その持てる力を無理なく発揮する(=身の丈の活動を行う)ことにより、まちなかの賑わいを持続的に創出してきました。

このように宮崎市では、どこの都市でも一般的な、商工会議所がコーディネーターとしての機能を担うモデルによって、賑わいを創出してきました。今回の研修では、宮崎での賑わいづくりを可能にしている仕掛けや工夫、考え方を探ります。 それぞれの都市で状況は異なりますが、商工会議所が様々な関係者と連携することは、環境変化によるリスクを分散する有効な手立てになると松山さんは話されています。このことを多くの関係者(総勢9人)のお話と現地を見ることで確認しませんか。皆様のご参加を心よりお待しております。

講師のご紹介

松山 茂 松山 茂

宮崎商工会議所 中小企業相談所 所長
平成元年4月宮崎商工会議所に入所。経営指導員として、小規模企業経営改善普及事業並びに商店街活性化事業に従事、日本商工会議所情報化推進研究会委員、同ネットワーク化研究会委員、専門経営指導員を経て、平成11年から宮崎TMO(まちづくり推進機関)事業を担当し、宮崎TMO事業構想の策定などに従事。平成19年4月広域振興部広域振興課長として、宮崎市の中心市街地で活性化事業に奮闘。平成23年4月より現職。

『研修メニュー』について

1. 様々な主体の連携を意識して宮崎商工会議所が取り組んできたこと

宮崎商工会議所は、他の都市と同様、地域の事業者が連携し、地域の発展を目指してきました。その歩みは堅実なもので、例えば、まちづくり事業においても、宮崎商工会議所は借金をすることなく、地域の事業者に共同出資を持ちかけ、様々な事業を実現しています。また、中心市街地活性化協議会の事務局は、多くの都市と同様に、商工会議所内に事務局が置かれ、その中心的な役割を担う中で、関係者との間で、信頼関係を築くことができました。中立的な立場で、宮崎市や宮崎銀行から出向者を受け入れることにより、実際の事業実施の場面では、関係者間の連携が円滑に行われています。このように、様々な主体の連携を意識した宮崎商工会議所の取り組みについて、同会議所で中心的な役割を果たしてきた松山茂さんにお話を伺います。

2. DOまんなかモールのその後の取り組み

ドマンナカクエスト(ドマクエ)
ドマンナカクエスト(ドマクエ)

平成17年からスタートしたDOまんなかモールの様々な取り組みは、今も様々な形で続いています。中心市街地の目玉施設であるみやざきアートセンターの「エヴァンゲリオン展」開催記念イベントや、大学生が企画・実施する「ドラゴンクエスト(ドラクエ)」のDOまんなかモール版スタンプラリー「ドマンナカクエスト(ドマクエ)」などは、積極的に若者の取り込みを進めている取り組みです。あわせて、DOまんなかモールのマップや共通駐車券などのインフラ整備も行っています。DOまんなかモールの現状と課題について、DOまんなかモールの若き委員長の福田好哲さんにお伺いし、共通駐車券や共通タクシー券の取り組みについて、宮崎商工会議所の岩本大悟さんと時任将彦さんにお話をいただきます。

3. それぞれの関係者がまちなか目線で行ってきたこと

四季ふれあいモール
四季ふれあいモール

そのほか、中心市街地活性化にかかわる関係者のお話を伺います。毎月第4土曜日(現地研修2日目)に、宮崎県産の農産物や加工品の地産地消・ブランド化をサポートすることで宮崎を元気にするイベント「街市」が開かれています。その仕掛け人である街市実行委員会の委員長・村岡浩司さんに「宮崎の佳い食で街おこし」と題してお話を伺います。また、まちなかの集客の核となる大型百貨店「山形屋」では、車道を「四季ふれあいモール(歩行者専用通路)」にすることで、モールを挟んだ敷地で増床を実現しています。この取り組みについて、株式会社宮崎山形屋取締役の田本章さんから、実現の過程での苦労話をいただきます。そのほか、宮崎市の長年の課題であった駅前バスターミナルの整備を民活で実現した経緯や背景を宮崎商工会議所の仲泊健さん(宮崎市から出向)から、口蹄疫の影響を乗り越えるため実施した宮崎市全市連合歳末大売り出し・大抽選会について、宮崎商工会議所の土田峰丈さん(宮崎銀行から出向)からそれぞれお話を伺います。

講師からのコメント

松山 茂   宮崎県 宮崎市

まちづくりは、ハードとソフトが一体となって、大きな相乗効果が生まれます。そのことを真面目に、実直に進めてきたのが私たちです。特にスーパースターが地域にいなくても、まちづくりは、商店街、行政、大学、NPO団体、交通事業者等と会議所が連携して行えば、誰でも実践できます。
この機会に、宮崎で行った関係機関とのコーディネートの手法を学んでいただいて、ぜひ、皆さんの地域でも実践するにあたっての一助にしていただきたいと思います。

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動画による取組レポート「宮崎県宮崎市 みんなで一つのまちづくり「Doまんなかモール」」
第36回まちづくりコラム「商店街活性化からまちづくりへ」松山 茂
2009年度宮崎市実践高度化研修レポート

関連リンク

DOまんなかモール

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登録日 2012年12月13日(木曜)00:00

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