コラム・事例紹介

「ローカルエリアデベロッパーとしてのまちづくり -自転車10分の範囲に集中する-」(前編)小泉寛明さん

小泉 寛明

小泉寛明(こいずみ・ひろあき)

神戸R不動産/有限会社Lusie代表取締役
1973年兵庫県生まれ。関西学院大学経済学部卒。カリフォルニア大学アーバイン校ソーシャルエコロジー学部都市計画修士。森ビル株式会社勤務の後、米国におけるフリーランスコンサルタント株式会社Dressの代表取締役、株式会社アイディーユープラス取締役を歴任。
2010年から神戸でLusie Inc.の代表取締役に就任し、神戸R不動産を運営。街のコンテンツの開発/再生にかかわるプラニングコンサルティングを行う。

小泉さんは、どうして神戸でまちづくりに取り組まれるようになったのですか。

 私は関西学院大学を卒業したあと、カリフォルニア大学のアーバイン校において都市計画を学びました。帰国して六本木ヒルズ開業前の森ビルに就職。アメリカでのフリーランス生活を経て、不動産企画開発会社に入社。関連企業の取締役を務め 、旅館の再生など複数の不動産企画事業に携わった後、2010年4月に神戸R不動産をスタートさせることになりました。
 神戸R不動産をはじめた直接のきっかけのひとつは、2008年にリーマンショックがあって時代の潮目を感じたことです。やりたかったこと、求められていることのずれを感じて勤めていた会社を辞めました。暫くどうするか悩んでいたのですが、たまたま『スペクテイター』という雑誌の「From OREGON with DIY」というポートランドを紹介する記事に出会って、自分の目指すべき方向がみえました。
 ニューヨークなどの大都市でバリバリ働いていた人たちがたくさん移住してきて、仕事と人生を両立させる暮しへ移行しているというという記事だったんですが、ポートランドの取組と、自分がやってみたかった「外から人が移り住むような魅力づくり」を仕事にするイメージが重なったんです。
 神戸はポートランドと環境的にも似たところが多くて、自分自身で暮らしていて魅力も感じていたので、すぐに動き出すことができました。2011年4月には、神戸R不動産としてサイトを開設し、個性的なリノベーション物件の紹介を始めました。そして始めてみると、ちょうど東日本大震災に伴う原発トラブルへの不安感が高かったこともあり、東京からも非常に多くの問合せを頂きました。遠方のお客様は、せいぜい10%程度と予想していたのですが、予想をはるかに上回り、初年度は成約の半数が東京からのお客様になりました。
 神戸以外に住んでいる人たちがすてきな神戸での暮らしをイメージすることができるようにするために、2013年に「KOBE MAP for NOMADS 神戸移住のための地図」を作成し、これもたいへん好評を博しました。そのうち、移住してきた人のためのシェアオフィスの運営や、阪急電車の高架下に工房街を作ろうというプロジェクトとか、ファーマーズマーケットとか、仕事の対象が広がってきたんです。

KOBE MAP for NOMADS神戸移住のための地図

https://reallocal.jp/1744

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「ローカルエリアデベロッパーとしてのまちづくり -自転車10分の範囲に集中する-」(後編)

登録日 2018年3月23日(金曜)00:00

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