コラム・事例紹介

生活する場でまちを考える―都心地域のまちづくりとライフスタイル

○都心に暮らして都心で働く

私は、「年を取ったら都市に住もう」と提唱してきました。
ひとつの建物の上に住んで、下で働くというライフスタイルを実現するために、南青山に住居と事務所を構えました。その後、南青山界隈では、周辺にセンスのよい店舗などができてきました。
(まちづくりを実践するためには)生活する場でまちを考える必要があります。まちなかに戻ってきて、例え高層のマンションに住んでいても、生活者の目線に立つことは重要です。
近年は、情熱的にまちづくりをやってきても報われない、都心をつくろうという人たち自身が幸せな生活をしていないという無力感を覚えることもあります。

AO(青山・表参道)

 

○地方都市の再生とこれからの地域づくり

地方都市の再生は簡単ではありません。
地方都市では、駅前を再開発して、百貨店や大型家電店といった「倉庫型の流通業」をもってくる例が多くみられます。そういった開発事業には大きいビジョンがあるとはいえません。これからは、そういった「倉庫型流通業」に代わる業種・業態が必要です。
例えば、若者たちにまちづくりに参画するチャンスを与えることを考えても良いのではないでしょうか。役割のなくなった空き地を小区画に分けて、10~20人くらいの若者に好きにやりたいことを募集するというのはどうでしょうか。
青山界隈では、246コモン(*1)のような場所が毎晩大盛況になっていました。まちづくりに関わる若い人たちが、人が集まるとはこういうことだということを実感することが大切です。また、行政の役割は、ヒューマンなまちづくりの先頭に立っている人たちが、さらに活躍できるようにしていくことです。

(*1)246コモン
2012年8月~2014年5月の期間に南青山の空き地を活用したオープンエアの新しいコミュニティ型商業空間
「246コモン フード カーツ ファーマーズマーケット」。
およそ250坪のスペースに、20~30のモバイルショップとトレーラーが参加。

出所)246コモンのホームページhttp://246common.jp/

 

これからの地域づくりでは、若い人を受け入れていくしくみが求められています。
私は、中国の人民大学の名誉客員教授をやっています。中国の農業を開放していく政策のアイディアのひとつとして、農業のコンペにより、100人のアイディアを選んで、その人たちに土地を貸して農業をさせる、という提案を李国強に対してしたことがあります。

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登録日 2014年12月01日(月曜)00:00

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