コラム・事例紹介

【タウン誌事例集】「アレッ!新開地」(兵庫県神戸市)後編 〜広報PRは地域活性化にどう結びつくのか?〜

編集チームづくりは発信のネットワークづくりでもある

新開地まちづくりNPOの事務局長・古田篤司さん
新開地まちづくりNPOの事務局長・古田篤司さん。最近は、まちづくりと広報PRに関する講師依頼も多いという

「『アレッ!新開地』を制作している編集チームのスタッフは、言ってみれば『エリアで一番力のある人たち』です。

もちろん編集能力が高いということもありますが、それだけでなく、JTBのような全国メディアから地元のミニコミ誌までが、神戸についての地域情報を集めようと思った場合に、まずアプローチする人たち、という意味で『都市圏エリアで一番情報発信力のある人たち』なんです。

タウン誌の制作をしていけば当然、情報のストックができます。ただ、いくらいい情報が貯まっても、それが本当に外部の人に伝わっていかなければ、内向きの情報発信で終わってしまう。でも、他の媒体でも発信する力のある人たちと一緒に、情報のストックをつくっていけば、彼らがそのストックを他のネットワークにも乗せていってくれるんですね。

言い換えれば、編集チームには、ただタウン誌づくりというだけでなく、もっと広い意味で新開地のまちの情報発信を担うメンバーの一員になってもらっているということです」

「アレッ!新開地」に載ったまちのコンテンツが、他の媒体にも載ることで、メディアミックスが生まれていく。古田さんが、「タウン誌づくりの醍醐味は『編集チームづくり』にある」と言うことの意味は、それが媒体そのもののクオリティをあげるだけでなく、「発信のネットワークづくり」でもあるからなのだ。

まちづくりではしばしば、「関係者をどう巻き込んでいくか」が問題になる。

情報発信のハブ(要)的機能をもっている人々を、「タウン誌づくり」というかたちで自分のまちのまちづくりのPRに巻き込んでいくことは、行政や市民、商業者だけでなく、メディアの関係者をどう巻き込んでいくか、という課題へのひとつの回答でもある。

〈まちのビギナー〉にまちの魅力を伝え、〈ファン〉をつくっていくという姿勢はどこまでも一貫しているのだ。

次項 結局、広報PRは地域の活性化にどう結びつくのか?
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目次
  (1)プロのスタッフと組むのは、格好いい誌面をつくるためではない
(2)編集チームづくりは発信のネットワークづくりでもある
  (3)結局、広報PRは地域の活性化にどう結びつくのか?
  (4)データ

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まちづくりコラム「一言で言えば、『ファンづくり』」古田篤司
神戸市新開地地区 実践高度化研修・概要(平成22年度)
実践高度化研修レポート
神戸市新開地地区現地研修レポート(平成21年度)[PDF]

関連リンク

新開地ファン
  古田篤司の「実践!生・まちづくり日誌」(なままち日誌)
  日刊だいたい新開地

登録日 2011年8月26日(金曜)01:00

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