コラム・事例紹介

【タウン誌事例集】「大森まちづくりカフェ」(東京都大田区)前編  〜タウン誌を持ってまちへ出よう!〜

人とまちとのつながりをつくる誌面づくり

1面では「お店」、2面では「場所」を軸に、「人とまちのつながり」が紹介されているとしたら、3面と4面では、それぞれ「団体」と「個人」に焦点があてられている。

「団体」を紹介する3面ではこれまで、商店街の空き店舗対策として飲食店を経営するNPO団体、子どものプレイパークをつくる会、品川の地ビールをつくる研究会、若者たちの高齢者支援NPO、大森消防団など、いずれも地域に根ざし、まちを守ろう、盛り上げようとする団体を、インタビューをもとにしたルポ風の記事で紹介。

普段、メディアに取り上げられることの少ない団体が多いため、内外からは大きな反響が寄せられる。掲載がきっかけで新たな団体加入者や利用者が増えたなどの報告が多く届くのは、たかださんをはじめ編集員にとってかけがえのない喜びとなっている。

第28号3面。大森周辺を活動拠点に頑張っている「グループ」を取り上げる 第28号4面。大森周辺を活動拠点に頑張っている「人」を紹介する
第28号3面。「ちいきのちから」と題し、大森周辺を拠点に頑張っているグループを取り上げる 日本酒イベントを主催する飲食店店主、石橋正之さんを紹介する第28号4面の記事

そして、大森周辺を活動拠点にしている「人」を紹介するのが、裏表紙である4面だ。

「へぇ、こんな人がいたんだ!」と、読んだら元気の出るような市井の人を紹介するという観点から、これまで、まちかどの写真現像ショップの店員から、焼鳥屋の店主、芸者置屋の女将、二胡の奏者などを幅広く紹介。

「『この人に会いに行きたい』と思う。そのこと自体が、まちの魅力だと思うんです。偉いから、有名だから、ということではなく、その人がいるお店に、場所に、行ってみたい、と思わせる。つまり、タウン誌を持ってその人に会いに行ってもらえたら、というのが狙いです」

実際、読者がタウン誌を持って会いに行ってもらうためのハードルを低くするため、「編集員が会いに行く」ことを全面に打ち出し、取材風景の写真も掲載。

「大森まちづくりカフェを持って、まちへ出よう」という巻頭に掲げられた言葉に違わず、タウン誌が媒介となって、人と人、人とまちに新たなつながりを生み出しているのだ。

同誌のタイトルである「カフェ」とは、まちの傍らにあって、さまざまな人が集い、くつろげる場所。タウン誌がまさにそうした場となって、人と人をつなぐ「メディア」としての機能を果たしているのだ。

後編に続きます!
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目次
  (1)イントロダクション
  (2)まちへ出てもらうためのきっかけをつくる情報発信
  (3)タウン誌を読むことはまちを歩くこと
(4)人とまちとのつながりをつくる誌面づくり

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登録日 2011年9月02日(金曜)00:00

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