コラム・事例紹介

【タウン誌事例集】「深川」(東京都江東区)前編 〜素人主婦がはじめたきめ細やかなまちの情報発信〜

面白いと思うものを選ぶ

広告収入で経営しているまちの情報誌は、広告主のお店紹介であることが多い。しかし「深川」は、創刊号から編集者の目でよいと思うものを取り上げる姿勢が一貫している。

協賛会員から編集方針について文句や口出しをされたことはこれまで一度もないという。店の宣伝というよりも一緒にまちを盛り上げようという、会員の心意気に支えられているからといえる。

たとえば、ノンフィクション作家の枝川公一氏が深川在住の人物紹介をする連載「下町ひと模様」もその姿勢を示すひとつだ。紹介する人物は「○○会長などの肩書きよりも、人柄で選ぶ。出会った中で自分たちがいいと思う人を選ぶようにしています。全然知らない人にお願いすることはない。根の深いオモシロイ人だから掘り下げて紹介したい」と鈴木さんはいう。

かっぽれ踊りの師範、豪華客船船長志望の講談師、ボクシングのリングアナウンサー、パラリンピックの金メダリスト、ダカールラリーのドライバーなどさまざまな人が登場し、次号で連載は130回を迎える。その中の39人のストーリーを纏めた「東京下町とっておきの人びと」(中央公論新社)も刊行された。

地域のイベント案内を行う「路地裏 かわら版」もまたその姿勢を貫く。協賛会員以外の営利目的の情報は「有料ですよ!」といって掲載しないのだ。「だって自分が面白くなければ、読者だって面白くないわよね」と鈴木さんはキッパリしている。

ところで、深川といえば江戸三大祭りとして「深川八幡祭り」が有名だ。「深川」はその祭りとも深く関わり、長く続いているのだという。その話は後編へ続く。

連載「下町ひと模様」 連載「路地裏かわら版」
枝川公一氏の連載「下町ひと模様」 まちのイベント情報などを掲載する「路地裏かわら版」
後編に続きます!
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目次
  (1)イントロダクション
  (2)深川と「深川」の33年——主婦の視点「暮らしの情報」からはじまった
  (3)取材は足をつかって、きめ細やかに地域を発見
(4)面白いと思うものを選ぶ

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タウン誌「深川」日誌

登録日 2011年10月14日(金曜)10:00

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