コラム・事例紹介

【タウン誌事例集】「hoccol」(北海道旭川市)前編 〜商店街から発信!あらためて、まちを「誇ろう」

商店街の〈日常〉の魅力を伝える企画とコピー

バッグにすっぽり収まるサイズの「hoccol」
バッグにすっぽり収まるサイズの「hoccol」

B6縦という小ぶりなサイズに、カラフルな色づかいでぱっと目を引く「hoccol」。「家庭のお財布をにぎっているのは女性」との、組合理事長の鳥居幸廣さんの意見から、主要ターゲットを女性に。バッグに入れて持ち帰ることができるサイズと、読み応えのある16ページが選択された。

2008年12月に1号が創刊され、現在までで9号を数える。毎号、前半が特集記事、後半は連載コーナーで構成される。

1号の特集は「はじめまして買物公園」と題し、計画当時の担当者へのインタビューから、買物公園の歴史をひもとく。2号「てくてく買物公園」では、シューズショップの商店主さんに登場してもらい、歩き方のコツをレポート。3号「お着物で、買物公園」は、商店街に多くある呉服屋をめぐり、着物の楽しみを伝える。4号「おいしいよ旭川買物公園」では、商店街で人気の中華料理店のレシピが紹介された。

途中5号では、特集に合わせて題名までもが変わる。その名も「Men’s hoccol」では、男性が買物公園を楽しめるスポットを紹介する記事などが掲載された。

どの特集も実際に編集チームが訪れ、インタビューし、ときにモデルもつとめ、読み手の目線でまちの面白さを伝える力のこもった企画ばかりだ。

2号特集「てくてく買物公園」 連載コーナー「買物公園に引っ越ししない?」
2号特集「てくてく買物公園」。組合員の商店主、得能さんの頭に靴が乗っているのはふざけているのではなくバランスを取るため! 連載コーナー「買物公園に引っ越ししない?」。人物と架空のシチュエーションから、建物の大きさと空間の楽しみ方を伝える

後半の連載コーナーは、組合員からの情報を掲載する「newsあの店この店」、イベントを紹介する「まちのイベントカレンダー」、商店街のおすすめ食べ物の紹介など。

連載のひとつ「買物公園に引っ越ししない?」は、商店街の空き店舗対策を視野に入れて企画が練られた。そこで通常の不動産紹介ではなく、読者の視点に立って空間の楽しみを伝える提案型に。評判は上々で、「hoccol」を見たという連絡から成約につながったこともあったという。

「hoccol」の名づけ親、企画と文章を担当するコピーライターの西川佳乃さん。「hoccol」の名称は、理事会で他の案を引き離して一発で決まったというナイスなネーミング
「hoccol」の名づけ親、企画と文章を担当するコピーライターの西川佳乃さん。「hoccol」の名称は、理事会で他の案を引き離して一発で決まったというナイスなネーミング

制作を担当するひとり、コピーライターの西川佳乃さんは言う。
「イベントがある時はたくさん人が来るけれど、日常の買物公園は寂しい。だからこそ、いつものまちに度々訪れたくなるような情報をこまめに発信できたら」

日常の買物公園を継続的に発信する「hoccol」。創刊から2年半経ち、まちの認知度も高まり、ファンも増えてきた。商店街の縁の下の力持ちとして、制作を重ねるほどに、その重要性は高まってきているのだ。

次項 「みんなで一緒に、まちのことを考えていきませんか?」
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目次
  (1)イントロダクション
  (2)日本初の歩行者天国、私たちの商店街を「誇る」
(3)商店街の〈日常〉の魅力を伝える企画とコピー
  (4)「みんなで一緒に、まちのことを考えていきませんか?」

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「hoccol」旭川平和通買物公園

登録日 2011年10月28日(金曜)10:00

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