研修・セミナー

第1回 まちづくりオープン会議 ~まちづくりにインターネットを活かす!(中編)~

第1回まちづくりオープン会議では、全国各地でまちづくり会社の経営効率の改善を目指して活動し、ご自身もtwitterを使って頻繁に情報発信を行っている木下斉さんをコーディネーターに迎え、日々、インターネットを活用した情報発信やソーシャルメディアを介した取り組みを進めている若手スタッフの方々に集まっていただき、まちづくりにおけるインターネットの活用の可能性や方法、問題点などについてディスカッションを行いました。

収録は、2011年11月25日にマチキチ(東京都品川区 一般社団法人エリア・イノベーション・アライアンス事務所内)で行いました。当日は、登壇者の皆様が各地名産のジュースやお菓子を持ち寄ってくださり、和やかな雰囲気の中でたいへん活発な座談会となりました。

中編では、情報発信など対外的な活動におけるインターネットの活用について、そして組織的な活動におけるインターネットの活用についてのディスカッションの模様をお届けします。

対外的な活動におけるインターネット活用(1)

外部に向けて情報発信をする際の工夫や苦労、情報発信を継続することの難しさについて

【概要紹介】
○外部に向けて情報発信する時にどんな工夫や苦労がある?
・外に発信するにあたっては、見てくれる人向けに情報を整理することが必要(田中)
・まちも情報も常に更新されていないと人を惹きつけられない。そのために「オガール娘。」のブログを毎日更新する取り組みを行っている(佐々木)
・基本的には自分が体験したこと、感じたことを、情景などとともに記事にする。食の記事が多いのは、食は誰にとっても関心のあることだから(佐々木)
・事業関係者の方に見ていただくことが多い。そうした方に伝わりやすい情報を意識している(佐々木)
・ブログはしっかりとした記事を書く必要があるので続けるのが難しい。facebookやtwitterはその点ハードルが低い(山田)

【関連リンク】
能登スタイルストア [twitter] [facebook]
  吉商本舗のブログ
  コミュニティセンターfのfacebook
札幌オオドオリ大学 [twitter] [facebook]

対外的な活動におけるインターネット活用(2)

リアルなイベントやコミュニティの活動を促進するインターネットの活用について

【概要紹介】
○リアルなコミュニティとインターネットを使ったコミュニティ
・求められているのは地域の情報を共有していくというスタンス(田中)
・twitter、facebookとそれぞれのメディアの特性を活かす(猪熊)
・狙った人以外にも見てもらえることが対外的な利用のポイント(木下)
・イベント開催時だけでなく継続的なつながりを保てるのがインターネットのいいところ(山田)
・コンテンツが増えてきた時にどう管理・棲み分けしていけばいい?(木下)
・棲み分けは特に意識していない。昨日もまちづくりに興味を持ってもらうための飲み会(まちづくりdrinks)を開催した。募集はfacebookで行い、最後は結局は電話をして連絡をとる。実際に会った後にfacebookで友だち申請をする(田中)
・インターネットで告知して“大通ファンクラブ”という、商店街の先輩方をお呼びしたイベントをやっている。少ない人数だけど興味のある方が集まる場をつくっていくことは大事(猪熊)

【関連リンク】
  まちづくりdrinks NANAO(株式会社御祓川のFacebook)
第4回・大通ファンクラブ(札幌オオドオリ大学 学長日記)

対外的な活動におけるインターネット活用(3)

商環境が変わるなかで、地方の商店街やまちづくりでインターネットをどう活用していくべきか
〜森山奈美さん(株式会社御祓川代表取締役)と中継でディスカッション〜

【概要紹介】
○インターネットの強みは“地域”を超えられること
・紙のチラシを捲くことだけでは知り得ない地域を越えた人が集まることができる。それが集まる人の多様性を生んでいる。いつも同じ人ばかりで議論するのはいいことばかりではない(森山)
・プロジェクトとしては、インターネットを使ってワークショップをしてみたい。サービスとしては、介護などにも応用できるはず(森山)
・ネットショップは地域であることを超えられる(森山)
・人口が減少するなかでインターネットは交流人口を増やす入り口でもある(森山)

○地方のまちづくりでインターネットの役割はますます大きくなる
・インターネットの売り上げ規模が百貨店を超え、大きなチャネルになっている(木下)
・「インターネットで買うと安い」ということだけではなく、地方の人とつながって物を買うことができることが強み(木下)
・地域のお店の市場を広げることは、商店街を守ることでもある。市場が小さくなった部分をインターネットの売り上げで支えている(森山)
・伸びている小売は、物理的な商圏のほかにネットショップをやっている(木下)

【関連リンク】
能登スタイルストア

対外的な活動におけるインターネット活用(4)

インターネットという“ツール”をどう使っていくか

【概要紹介】
○ツールとしてのインターネット
・能登ではネットショップをやっている方々が自発的な勉強会をしている(田中)
・人口は減少、市場は縮小するなかで、たとえば九州であればアジア圏に向けて商売をすればいい。東京以外にも向く場所はたくさんある。ツールとしてインターネットを使わない手はない(木下)

組織的な活動におけるインターネット活用(1)

組織内部での情報“共有”にインターネットをどう活用するか

【概要紹介】
○どんな情報共有ツールを使っている?
・Basecampというグループウェアを使って情報共有・プロジェクト管理(猪熊)
・メーリングリスト[ML]を使っている(山田)
・スケジュール管理はGoogleカレンダー、社内ではDropboxで常にファイルを共有。しかし、人数に応じたやり方を考えるべきだと感じている(佐々木)
・ドキュメントはGoogleDocs、スケジュールはGoogleカレンダー、メールはGmail。移動する人間が多いのでこのかたちになった(田中)
・GoogleDocsは複数人で同時に議事録等を編集できて便利。また、プロジェクトが多くなるとメールの件数が多くなり情報の把握が難しくなるため、グループウェアを使うようになった(木下)

○グループウェアを利用してまちづくりの裾野を広げる
・情報共有ができないと、まちづくりに関わることのできる人がごく少数に限定されてしまう。グループウェアを使うことで、限定した時間しか関わることのできない人とも情報共有ができる(木下)
・「本業として働くまでではないけれども協力してくれる人」が関わりやすい環境をインターネットを使ってつくる(木下)
・96年にMLを導入した早稲田では、8割が商店街以外の人だったことが取り組みの特徴(木下)

【関連リンク】
Basecamp
Googleカレンダー
Dropbox
Google Docs
サイボウズLive

組織的な活動におけるインターネット活用(2)

情報を共有することの価値と重要性、その共有ツールとのつきあい方について

【概要紹介】
○ インターネットが苦手という人がいたらどうしたらいい?
・出荷元はメールを使えない方も多く、メールを見ないこともあるので、商品の受注データはすべてファックスで送っている(田中)
・産直における生産者向けのメール配信で、その情報を活かすか否かで生産者の売り上げが3割変わると言われる。情報は発信者、受信者、消費者の3方向に有効に働く(佐々木)
・人数が増えてきた時に情報共有手段は変わってくる(木下)
・インターネットを使うか使わないかで、集められるリソース(人)が変わってしまう。地元の人だけでやるのと、地元以外にいる、地元を応援してくれる人を仲間に入れてやるのとは違う(木下)
・まちづくり会社は低コストで運営することが大事。インターネットのサービスを活用して事務処理経費を可能なかぎり省コスト化すべき(木下)


後編に続きます!
登録日 2011年12月21日(水曜)00:00

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