研修・セミナー

第2回 まちづくりオープン会議 まち歩きマップ、バル、合コン~まちづくりを学んで実践する~

まちを元気にする取り組みとして、最近、「まち歩きマップ」「バル」「合コン」が全国各地で注目され、津々浦々で実践されています。これらの取り組みを仕掛けているのは、一体どんな人たちなのでしょうか。また、進める上でのポイントは何なのでしょうか。近隣の地域で実施されている取り組みに対し、興味はあっても、どのように始めればよいのかわからない、始めてみたけれどなかなか続かない、何に工夫すればよいのか分からないという人も多いのではないでしょうか。

第2回まちづくりオープン会議では、自分の地域で「まち歩きマップ」「バル」「合コン」を実践し、まちづくり会社やタウンマネージャー、民間団体など、さまざまな立場でまちづくりに関わる皆さんを登壇者に迎えます。

会議では、「まち歩きマップ」「バル」「合コン」の3つのテーマそれぞれについて、各地域での取り組みを紹介いただき、実施にあたっての苦労したこと、工夫したこと、実践にあたって気をつけるべきことなどを話していただきます。また、ユーザーのみなさまから寄せられる質問に答えながら、これらの取り組みがまちに与える効果や可能性についても考えたいと思います。

登壇者のご紹介

逆井 健 氏 逆井 健 (さかさい・けん) 広島県三原市
三原市中心市街地活性化協議会・タウンマネージャー

下関グリーンモール商店街(振)の事務局長を経て、三原市中心市街地活性化協議会のタウンマネージャーに。タウン情報誌発行やコンビニ経営の経験と、各地の商店街現地研修での事例学習を積み重ね、できることから真似をするという現場での実践をモットーに、商店街や中心市街地の活性化に取り組んでいます。

<日頃の取り組み>
まち歩きマップについては、商店街を発着点にして龍馬伝にあわせてゆかりの歴史スポットを歩くマップを作って歴史ウォークを開催したり、ランチやキムチなどコンテンツごとのマップを制作配布したり。マップづくりはまちを知って来街してもらうための第1歩目として非常に効果的だと感じました。また、まちづくり活動として北九州市門司港で毎年開催されている『はしご酒』を手伝い、そのまま下関の2地区で3回の『はしご酒』を民間の実行委員会で開催。下関でのはしご酒は、今後、合コンの要素を取り入れたかたちへの分岐も計画中です。さらに2011年に商店街現地研修で伊丹のバルに実際に触れたことを活かして、本年2月には「三原浮城バル」と称してテストで20店舗を集め、いよいよ広島県内で初のバル開催に挑戦します。

三原うきしろバルの案内チラシ
三原うきしろバルの案内チラシ

【関連記事】
まちづくりコラム「商店街を盛り上げる情報発信」逆井健
街元気会員の取組紹介「特色を活かしたイベント型テーマ体験講座で、新規来街者を増やす!──下関駅前・グリーンモール商店街の『韓流文化体験講座』」
平成22年度 山口県下関市現地研修レポート
平成23年度 山口県下関市 現地研修概要

石上 僚 氏 石上 僚 (いしがみ・りょう) 滋賀県守山市

1979年生まれ、京都市出身。民間会社での営業経験を経て平成21年、滋賀県守山市の「(株)みらいもりやま21」へ公募で企画員として入社。平成22年マネージャー就任。まちづくりの知識・経験のなさを逆に活かし、他市の成功事例をアレンジして取り入れ、さまざまな事業に取り組んでいる。また、ブログ・マスコミなどを活用し、費用をかけない情報発信と広報活動を行っている。

<日頃の取り組み>
2010年にマネージャーに就任して以来、新規事業としてバル(ほたる探検紀行[もりやまバル])、合コン(合コン・とりあえず・レボリューション=GTR)、守山100円商店街、まちゼミなどに取り組んできました。他市で成功かつ継続している事業を補助金なしに実施することを目指しています。共通事項は、舞台がお店、主役はお客様(市民)であるということ。あくまでも店でお金を落としてもらうこと=既存店舗の売上向上が目的です。

ほたる探検紀行(もりやまバル)の様子 合コン・とりあえず・レボリューション(GTR)の様子
ほたる探検紀行(もりやまバル)の様子 合コン・とりあえず・レボリューション(GTR)の様子

【関連リンク】
もりやまバル
(株)みらいもりやま
守山市まちづくり会社 (株)みらいもりやま21 ブログ

太田 雅子 氏 太田 雅子(おおた・まさこ) 京都府京都市
株式会社ヱビスデザイン webデザイナー

1980年京都府生まれ。大学卒業後クリエイティブスクールで2年間のアシスタントを経て2003年デザイン事務所に就職。グラフィックとWebデザインを担当。2008年にフリーのwebデザイナーとして独立。2011年4月株式会社ヱビスデザインに就職、現在に至る。

<日頃の取り組み>
常日頃木屋町に出ていろいろなお店に行き、飲み歩いて、たくさんの店舗やお客様に「こころいきフェスタ」や「木屋コン」に参加してもらえるように交流を深めています。そしてイベント開催前にポスターを作製したり、TwitterとHPで告知と募集をしています。

木屋コンのwebサイト こころいきフェスタのwebサイト
木屋コンのwebサイト こころいきフェスタのwebサイト

【関連リンク】
木屋コン【京都 木屋町 合同コンパ】
木屋町こころいきフェスタ

北田 健治 氏 北田 健治 (きただ・けんじ) 和歌山県田辺市
(有)北田のカーテン/あがら☆たなべぇ調査隊 副隊長

1972年和歌山県田辺市生まれ。中京大学法学部を卒業後、大手食品メーカーに就職。1996年退社後、地元に戻り父経営のカーテン販売店に従事する。これまでに田辺市商工会議所青年部部長、各種イベント実行委員長を歴任し、現在では、地元のまちづくり会社、南紀みらい株式会社取締役も務め、多くのイベント、賑わいづくりを仕掛けている。

<日頃の取り組み>
本業である、カーテン販売業を行う傍ら、地元の若手まちづくりグループ「あがら☆たなべぇ調査隊」副隊長を務め、まちなか案内マップ「甘☆夏map」「イケ☆メンmap」「ラン☆パラmap」の作成、はしご酒イベント南紀田辺☆うめぇバルを仕掛けるなど街の賑わいづくりに励んでいる。現在は、3月開催予定の田辺まちなか春祭りを企画し、地元商店街、行政と調整を行っている。

ラン☆パラmap はしご酒イベント南紀田辺☆うめぇバルの様子
ラン☆パラmap はしご酒イベント南紀田辺☆うめぇバルの様子

【関連記事】
【マップ事例集】「甘☆夏map」

【関連リンク】
あがら☆たなべぇ調査隊の活動
あがら☆たなべぇ調査隊が作った手作りマップ
南紀田辺☆うめぇバル

コーディネーターからのメッセージ

一度元気がなくなった地方都市の中心市街地の再生は楽ではありません。雇用がない、人口下減少している、商店街に活気がない……。程度の差はあれ、日本のほぼすべての都市ではこのような問題が指摘されているし、それは根深い。日本では、多くの地方都市がミニ東京を求めるあまり、特に過去30年において個性を失い輝きを失ったように思えます。

しかし、光がないわけではありません。私の知る限り、約1割の都市で誰かが何らかのアクションを起こして状況を改善しています。そのヒントになるのが、リスクを恐れ行動する勇気と、それを後押しする組織づくりです。さまざまな地域での活動を知ることはそんな「リスク」を少しでも減少させてくれます。具体性と実効性。このオープン会議では、そんなヒントを皆さんと共有できたらと思います。

いまやネットの時代。最先端でまちづくりにがんばっている人たちと情報を共有し、臨場感あふれる「オープン会議」でみなさんと触れあえたら幸いです。

足立 基浩 氏 足立 基浩(あだち・もとひろ) 
和歌山大学経済学部教授

全国300箇所、世界14カ国の商店街・中心市街地を調査してまわるまちづくり経済学者。
1968年東京生まれ。朝日新聞社記者を経て、1994年ロンドン大大学SOASディプロマ修了。2001年ケンブリッジ大学大学院土地経済学研究科にて博士号(Ph.D)を取得。現在、和歌山大学経済学部教授(2010年4月より)。2007年よりフランス・ユーロメッドビジネススクール客員講師(集中講義担当)。主な著書に、『シャッター通り再生計画』(2010年、ミネルヴァ書房。不動産協会賞受賞)、『まちづくりの個性と価値』(2009年、日本経済評論社)があるほか、自身も研究室の学生らとともにまちづくりの実践にさまざまなかたちで取り組んでいる。

【関連記事】
まちづくりコラム「シャッター通り再生計画 実践編

【関連リンク】
和歌山大学生のまちづくりカフェ「Cafe WITH」
わかやま散策隊

登録日 2012年1月20日(金曜)12:00

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