研修・セミナー

第2回 まちづくりオープン会議 まち歩きマップ、バル、合コン~まちづくりを学んで実践する(前編)~

第2回まちづくりオープン会議では、まち歩きマップづくりやバル・イベント、大規模合コンといった取り組みについて、まちづくり会社やタウンマネージャー、民間団体などの様々な立場で実践している皆さんを登壇者に迎え、取り組みにあたってのポイントやまちに与える効果や可能性について議論を行い、他地域での取り組みをどのように学び、取り入れていくかを考えました。

公開収録は2012年2月5日に大阪で行われ、参加者との間での質疑応答も交え、活発なやりとりが交わされました。その模様を「まち歩きマップ」「バル」「大規模合コン」の順にご紹介していきます。

「まち歩きマップ」編を見る
「バル」編を見る
「大規模合コン」編を見る

コーディネーターからのご挨拶〜各登壇者の自己紹介

コーディネーターをつとめる和歌山大学経済学部教授・足立基浩さんからのご挨拶とテーマ説明、そして登壇者のみなさんから日頃の取り組みとともに自己紹介をいただきます。

【概要紹介】
○コーディネーター・足立基浩さんからのご挨拶
○登壇者4名の自己紹介
・石上僚さん (株)みらいもりやま21 マネージャー(滋賀県守山市)
・太田雅子さん (株)ヱビスデザイン webデザイナー(京都府京都市)
・北田健治さん あがら☆たなべぇ調査隊 副隊長(和歌山県田辺市)
・逆井健さん 三原市中心市街地活性化協議会・タウンマネージャー(広島県三原市)

まち歩きマップについて

まちづくりに関わる様々なテーマのもと、地域の資源を丁寧に掘り起こして見せるまち歩きマップ。和歌山県田辺市の民間まちづくり団体「あがら☆たなべぇ調査隊」による事例と、インターネット上の交流をきっかけに福岡県北九州市門司区のマップづくりに発展した「門司港コミュニティ」による事例をもとに、マップづくりのコツや裏話をご紹介いただきます。

和歌山県田辺市(「甘☆夏map」ほか)と福岡県北九州市(「門司港100選まち歩き」ほか)の事例紹介

【概要紹介】
○「甘☆夏map」「イケ☆メンmap」「ラン☆パラmap」について(北田)
・マップ制作団体の「あがら☆たなべぇ調査隊」は、南紀みらい株式会社のもと、20代~40代の自営業者、団体職員、サラリーマン等多様なメンバーで構成されたまちづくり団体
・スイーツをテーマにした「甘☆夏map」、イケてる(おいしい)麺をテーマにした「イケ☆メンmap」、ランチをテーマにした「ラン☆パラmap」と、2010年から3つのマップを作成
・裏面は「南紀田辺新聞」として、田辺の三大偉人や川柳、旅行雑誌等には掲載されないディープなまち案内を掲載
・地域資源を自分たちの目で再認識し、イベントにより増加する観光客をまちなかに呼び込むことが狙い
・配布場所は駅、観光スポット、金融機関など。発行部数は「イケ☆メンmap」が2万部。他は1万部

○「門司港100選まちあるき」「レトロなお宝百選」について(逆井)
・制作団体である「門司港コミュニティ」はmixiの1600名からなる「門司港コミュニティ」から生まれたまちづくり団体。ネット上で出し合ったアイデアをもとに実際に活動する「門司港コミュニティプラス」チームが制作を担当
・観光地として知られる門司港レトロ地区だけでなく、まちなかエリアの魅力を知ってもらうためにマップづくりをスタート。マップづくりが流行る以前の2005年くらいから制作を始めていた

【関連リンク】
あがら☆たなべぇ調査隊が作った手作りマップ

【関連記事】
【マップ事例集】「甘☆夏map」「イケ☆メンmap」

どのようにまち歩きマップをつくっていったか

【概要紹介】
○マップをつくるにあたって参考にした事例は?
・柏市の「ウラカシマップ」「男飯マップ」を参考にした。中小機構のサポート事業により柏市の藤田とし子さんから、まちを歩いてもらいたければ自分たちで歩いて見つけたものをマップにするようアドバイスを受けた(北田)
・門司港と海峡を隔てた下関側で「見所」や「歴史」などのテーマごとに100のポイントを集める「百選事業」が実施されていた。「百選」のアイデアをいただいて、それをマップに落とし込んだ

○自分の地域のまち歩きマップの特徴は?
・マップの作り手が消費者の視線に立って、みなさんにお伝えしたい情報を掲載していること。また、調査・情報収集に始まり、完成まですべてを「あがら☆たなべぇ調査隊」が行っていること(北田)
・mixiのコミュニティ上で、地域の方自身がネタを紹介することがブームのようになり、観光地ではないまちなかの情報を多く引き出すことができたこと(逆井)

○成功・継続の秘訣は?
・消費者の視線に立ったことで、マップを手に取った方の共感を得たこと(北田)
・事務局に任せるのではなく、担当を決め、自分たちで作業をすること(北田)
・ノリがよかったこと(逆井)
・マップがきっかけになって新たな観光プランが生まれ、お金を生んでいる(逆井)

○苦労したこと、想定できなかったこと、注意したほうがよいこと
・すべてボランティアメンバーでつくるため、スケジュール通りにはいかず、遅れが出た(北田)
・一部の人に負担がかかってしまうことがある(北田)
・マンネリ化を防ぐために、新しいネタづくりに頭を悩ませている(北田)
・車で来街される方への配布場所が確保できなかった(北田)
・想定よりネタが多く集まり、100ヶ所に絞ってまとめ直すのが大変だった(逆井)

○まち歩きマップ作成の効果
・マップを使ってまちを歩くためのツールとしてレンタサイクル事業を行ったが、レンタサイクルの利用者は少なかったものの、マップを片手にまちを回っている方はよく見かける(北田)
・マップづくりによってお店とのコミュニケーションがよくなり、それをきっかけに地元の食材を使った商品開発に発展。現在、市内のホテル等で販売されている(北田)
・観光エリアではない、まちなかエリアのマップをつくることで、「まちなかあっての門司港」という意識を地元の方に持っていただくことができた(逆井)

質疑応答

【概要紹介】
○質問「引換券つきの有料のまち歩きマップ、どう活用したらいい?」
・地元の方だけでなく、外からの観光客もターゲットとして、お土産のつもりでプロモーションするとよいのではないか(逆井)
・旅行会社とタイアップしてツアーとセットにしてもいいのではないか(太田)
・マップよりも引換券を前面に押し出しみてもいいのではないか(北田)

○質問「街元気サイトで「甘☆夏map」「イケ☆メンmap」が取り上げられたが、その反響はどうか?(メディアの影響はあるか?)」
・地元の有力な地方紙に掲載された時は多くの問い合わせがあった(北田)

○質問「マップづくりの費用はどこから捻出しているのか?」
・制作費はひとつのマップあたり30万。費用は補助金(北田)
・2/3は門司区のステップアップ事業の補助金。残りはチラシに出稿いただくなどして捻出(逆井)

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登録日 2012年3月02日(金曜)12:00

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