コラム・事例紹介

第12回 「てんでん銚子まち歩きマップ」(千葉県銚子市・後編)

第12回 「てんでん銚子まち歩きマップ」(千葉県銚子市・後編)

マップづくりから広がるまちづくり


「醤油の香り」エリアの情報ステーション、山十商店


「坂のまち」エリアの情報ステーション、
外川ミニ郷土博物館の情報展示コーナー



マップの作成後に整備された、まちなか歩き観光
案内板(上)とまち歩き誘導標識(下)

まちづくりへの熱意はマップづくりにとどまりませんでした。観光拠点の必要性を感じた市民メンバーによって、「醤油の香りエリア」と「坂のまちエリア」に、観光客が気軽に立ち寄ることのできる「情報ステーション」がつくられることになったのです。

情報ステーションといっても、新たに建物をつくるわけではありません。お店など既存の民間施設の一部を利用するかたちで、「てんでん銚子まち歩きマップ」をはじめとしたガイドマップなどを置き、まちのことを聞かれればお店のスタッフが案内してくれる、観光客が地域住民と交流するきっかけとなる場所がつくられたのです。

マップづくりから始まるまちづくりは、市民の主体的な活動によって当初想定していた以上の広がりを見せていきました。

情報ステーションの1つである「外川ミニ郷土資料館」はNHKのテレビ番組でも取り上げられ、当時経営危機にあった銚子電鉄を利用して多くの観光客が足を運ぶようになるほどに。

「てんでん銚子まち歩きマップ」が発行されると、市内の商店街などでも手づくりのまち歩きマップが作成されるなど、まちに元気を取り戻すための様々な取り組みが進められるようになります。

市でも既存施設や地域資源を効果的に活用し、エコツーリズムやヘルスツーリズムなどテーマ性の強いニューツーリズムを推進。まち歩きなど地域密着型の新たなツアーの商品化に市民団体とともに取り組んでいます。

また、多機能トイレやまち歩きのための案内標識の整備も進み、「坂のまち」エリアでは昔から伝わる坂の名前を示すプレートが新たに坂道に埋め込まれました。

こうして、「てんでん銚子まち歩きマップ」は、銚子のまちづくりの柱となっていったのです。

 

「てんでん銚子まち歩きマップ」データ

制作期間 3ヶ月
制作スタッフの数 「まちなか歩き研究会」13名、デザイナー1名
発行部数 当初6,000部
制作費用 約358,000円
利用した補助金等 なし
マップの配布先・設置先 スローライフまちづくり全国都市会議、ちばデスティネーションキャンペーン等で配布・銚子市、銚子市観光協会、地域の情報ステーション等に設置
今後の予定 検討中

 

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第12回 「てんでん銚子まち歩きマップ」(千葉県銚子市・後編)
  スピーディでフレキシブルなマップづくり
  高まるまちづくりへの熱意
マップづくりから広がるまちづくり

 

関連リンク

銚子市
銚子市観光協会会
外川ミニ郷土資料館

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