コラム・事例紹介

第23回 「長崎さるくマップ」(長崎県長崎市・後編)

第23回 「長崎さるくマップ」(長崎県長崎市・後編)

マップづくりの秘訣の数々


「長崎さるく博'06」は2006年の
4月から7ヶ月にわたって開催された

2004年、「長崎さるく博'06」開催の準備が始まった段階で設けられていたのは4コース。開催までの2年間のあいだに、試験的に「さるく」を実施するなかで、あえてテーマは絞らずあらゆる資源をコンテンツ化。

「数が多い方がより魅力的」という考え方から、コースの数はみるみる増加。博覧会開催時には、マップ片手に個人で自由に歩く「遊さるく」が42コース、ガイドツアー「通さるく」が31コース、専門家の講座とガイドツアーがセットになった「学さるく」が74テーマ用意されました。

現在53を数える「遊さるく」のコースは、市民から公募したものをベースに設定され、それぞれのテーマ毎に活動していたNPOのメンバーやタウン誌の編集者、地域商業者など、地域にかかわるあらゆるメンバーを巻き込んで作成されています。

マップづくりのコンセプトは、正確であること、楽しくあること、悪しき平等主義は民間の力を借りて捨て去ること。突っ込みどころ満載の「恥はかきすてたmap」を理想として、本当によいポイントだけを紹介する、平等の原則にしばられないマップを、民の参画によって実現しているのです。

もちろん市の担当者も、生活道路をコースに設定するにあたって900以上の自治会に足を運んで協力や提案をお願いしたり、各スポットを丁寧に説明する4ヶ国語標記の看板を整備する等、努力を続けました。

コース見直しの際には、固定化されたメンバーではテーマも硬直化しがちなため、コースの提案者を民間事業者へさらに積極的に拡大。また、登録ガイドも日々自主的なテーマを研究したり、まちなかで新しい発見をしたりすることが多く、こういったナマの情報がマップやガイドマニュアルにどんどん吸収されています。こうした特徴が他都市の観光ガイドの取り組みと大きく異なっている点であり、隠れた成功要因のひとつ。

こうして、行政・NPO・市民が互いの得意分野で連携しながら「さるく」をつくりあげてきたのです。

次項 数字にあらわれないマップ効果
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第23回 「長崎さるくマップ」(長崎県長崎市・後編)
長崎さるくができるまで
マップづくりの秘訣の数々
数字にあらわれないマップ効果

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