第1回 なぜ中心市街地活性化が必要なのか (高松丸亀町 これからのまちづくり戦略)

輝き続ける元町──その力の源泉

街元気では、全国のまちづくりの現場を舞台にした体験型学習プログラムとして現地研修を実施しています。この特集では、「土地の所有と利用の分離」によるまちづくりで知られる香川県・高松丸亀町商店街で行われた現地研修から、高松丸亀町商店街振興組合理事長である古川康造氏によって行われたレクチャーを、質疑応答を含め余すところなくお伝えしていきます。

第1回 なぜ中心市街地活性化が必要なのか

「なんとなく寂しい」では済まない中心市街地の衰退

丸亀町商店街・壱番街の広場を覆うクリスタルドーム
丸亀町商店街・壱番街の広場を
覆うクリスタルドーム

受講者に語りかける古川リーダー
受講者に語りかける古川リーダー

高松丸亀町のまちづくりはひょんなことで全国から注目をいただき、中心市街地活性化と地方都市再生の成功例と言われています。ところが私たちの再開発計画はまだまだ成功例ではなく、2011年の3月にその半分が仕上がるという現在進行形の計画です。

全国の中心市街地は壊滅状態になっていますが、そもそも中心市街地が壊滅状態になると何が困るのでしょう?中心市街地には必ず商店街があり、その再生に国や自治体をあげて取り組んでいるわけですが、一般市民の方からすれば「衰退した商店街を公費で再生していったい何になるのか?」と思われるのではないでしょうか。

往々にして言われるのは、かつて全盛を誇っていた商店街が衰退をしていくと、「なんとなく寂しい」から、中心市街地を活性化しなければならないということです。ところがそういうことではく、この問題の背景には、日本経済の根幹に抵触する大きな問題が控えています。

香川県高松市という都市は、中心市街地が抱える問題をもっとも色濃く抱え込んでいる地域と言われています。私たちは、1988年頃から向こう100年を見据えたまちづくりを提唱し、90年にコミュニティに根差した再開発計画をとりまとめました。70年代から始めていた駐車場事業の収益を財政基盤として事業に着手し、現在もその計画を遂行中です。

これから、なぜ中心市街地を活性化させなければいけないのかを考えながら、丸亀町で進行している計画の背景と、そこで実現している新しいまちづくりの仕組みや考え方をご紹介していきたいと思います。

 

まちはどのように疲弊していったか〜歴史あるコンパクトシティの崩壊〜

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高松丸亀町これからのまちづくり戦略 第1回 なぜ中心市街地活性化が必要なのか
「なんとなく寂しい」では済まない中心市街地の衰退
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登録日 2011年2月14日(月曜)00:00

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