コラム・事例紹介

「まち×アートの可能性」



奥田和子
(おくだ かずこ)

NPO法人 大森まちづくりカフェ理事
生まれも育ちも「大森」
本業は建築+インテリア。故郷である「大森」をもっと魅力ある「まち」にし、仲間を増やして楽しい日々を過ごすために、「大森まちづくりカフェ」に参加。アートコーディネーターとして精力的に活動




藤好邦江(ふじよし くにえ)

彫刻家
大森出身。2007年イタリア国立アカデミア美術学院卒業、2011年大理石学校(夜間)3年制卒業後、2012年にバチカン市国にローマ法王像を献納して注目を集める。大理石の町カッラーラを拠点としているが、冬は東京で制作

 
 

 東京都にある大田区大森地区は、大正から昭和初期にかけて「馬込文士村」と呼ばれ、三島由紀夫、北原白秋、山本周五郎など、多くの文士や芸術家が暮らしていました。そんな芸術家の暮らす街の伝統を未来に活かそうと、地元のNPO大森まちづくりカフェが、「大森アート・ヴィレッジ プロジェクト」や、「おおたアーティスト・イン・レジデンス」など、アートに焦点をあてた取組を継続的に展開しています。
 今春のアートイベント「アートフェスタ2016」も、大森まちづくりカフェ奥田理事のネットワークのもとで、多くの芸術家が参加して開催しています。その中でも注目したい芸術家のひとりが、日本人でありながら2012年にローマ法王の胸像を作成して注目を集めたイタリア・カッラーラ在住の彫刻家藤好邦江氏です。
 彫刻家をめざす若い日本人が、芸術大学卒業後すぐにローマ法王の胸像を制作するということはイタリアでも極めて異例なことです。さらに、藤好氏が将来を約束された肖像作家として生きることに飽きたらずに、卵をモチーフとしたテーマ等、今も新たな彫刻スタイルを模索し続けていることも驚きです。
 そんな新しい彫刻を探求し、世界を舞台に活躍している藤好さんが、「アートフェスタ2016」では、大森の街中から少し外れたビルの一角でオープンアトリエを開催することになりました。当たり前の日常生活にアーティストとの出会いを通じて世界につながれる窓を提供することが、アートを活かしたまちづくりの醍醐味なのかもしれません。
 最近様々な地区で取組まれているまちづくりとアートのコラボレーションに、地域は何を芸術家に期待するのか、そして芸術家の側からこうした取組はどのように受け止められているのか。こんな疑問に少しでもお答えいただこうと、大森アート・ヴィレッジ・プロジェクトを主催するNPO大森まちづくりカフェの奥田和子理事と彫刻家藤好邦江氏に、「まち×アートの可能性」についてお伺いしました。

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登録日 2016年3月11日(金曜)00:00

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